低酸素社会へのアプローチ ZEBへの取組み


「ZEB(ゼブ:ゼロ・エネルギー・ビル)」とは、建物の運用段階でのエネルギー消費量を、省エネや再生可能エネルギーの利用をとおして削減し、限りなくゼロにするという考え方です。

地球温暖化が加速する今、日本のエネルギー消費量の3割以上をオフィスを含む非住宅建築物が占めていると言われており、ZEBを利用した先進的省エネルギー建築物の普及拡大が急がれています。

株式会社アルファクス・フード・システムでは、従来よりの企業ポリシーでもある「地球も健康に」という観点から本取組みに賛同すると共に、平成29年度に建設したAFSフードジェネシスデータセンター本社事務所棟において、『ZEB』 を実現いたしました。

今後も、ZEBの普及拡大に向けて取り組んでまいります。


                                                           出典:経済産業省 資源エネルギー庁

ZEBのステップアップアプローチ
ステップ@「 ZRB Ready 」
ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備(50%以上)を備えた建築物
ステップA「 Nearly ZEB 」
ZEBに限りなく近い建築物としてステップ@の要件を満たしつつ、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロ(75%以上)
に近付けた建築物
ステップB「 ZEB 」
年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの建築物



当社のZEBへの取組み


■建築物のコンセプト

省エネルギー、省CO2の設備を導入し環境に配慮した建物が基本コンセプト。
設計にあたっては、外皮遮断・太陽光発電を利用した独立型電源装置を導入し、実質的にゼロロエネルギー非在宅建築物を考慮して設計。
計測システムで、常時監視・データの蓄積により計測データを分析。電力の効率的利用施策を検討するPDCAサイクルを実践し、可能な限り
『ZEB』 の精度を高めるプランを策定する。


   当社AFSフードジェネシスデータセンター本社事務所棟 と 太陽光パネル工事風景


・外皮遮断 :ウレタンフォーム断熱材活用、窓は樹脂+アルミ複合製などを活用
・熱源と換気:全熱交換型ルームエアコン、熱交換式換気扇
・照   明  :人感知制御型LED照明器具
・コージェネ :太陽光発電


■第三者機関の評価

BELS(ベルス)は、「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略称で、
国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の
表示に関する指針)」に基づく第三者認証制度の一つです。
BELSでは同じ計算法に則って一次エネルギー消費量を算定し、一次エネルギー消費量をもとに
省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示します。
当社は、5つ星評価を頂いております。




     ZEB認定証と省エネルギー数値   上はZEBのランク表

 

企業情報に戻る